【スノーボード】国産ブランドはココが違う!OGASAKA/NOVEMBER/Scooter

made in japan

今回は国産スノーボードでも人気の高いOGASAKA・NOVEMBER・Scooterのオガサカ御三家と今季のオススメモデルを紹介したいと思います。

目次

1987年に立ち上げられたOGASAKAは純国産スキー・スノーボードメーカである小賀坂スキー製作所の直営ブランドです。小賀坂スキー製作所自体は1912年に創業したこともあり国産メーカとしては歴史のある老舗メーカです。国内に生産工場を持つスノーボードメーカは数社しなかなく、自社工場を持つメーカとしてスキー・スノーボードメーカ業界を牽引してきました。

スノーボードのライアップとしては、アルパインとフリースタイルの両方があり、どちらも非常に人気が高いです。フリースタイル向けでは、テクニカルやパウダーなど比較的上級者思考のライアップが強いです。

もっとも人気のあるモデルがオールラウンドボードである”CT”です。取り回しとレスポンスのバランスが絶妙で、キレのあるカービングが可能です。ベースモデルである”CT”のフレックスなどを若干変えた”CT-S”や”CT-M”がラインアップされており、スタイルに合わせたチョイスが可能です。

小賀坂工場生産ということで品質については折り紙付きです。是非、店頭でOGASAKAの板と海外メーカの板を見比べてみてください。エッジの張り合わせやサイドウォールの仕上げなど細部に至る部分で品質の違いを確認できるはずです。

話が脱線しますが、小賀坂工場では直営ブランド以外の製品も生産しています。所謂、OEMでRICE28やGRAYが該当します。もちろん、設計自体は各メーカで行い、生産のみ小賀坂工場に委託しています。もし国産メーカに拘りがあれば、小賀坂生産の板を選ぶと良いでしょう。

OGASAKAと同じく小賀坂スキー製作所の直営ブランドの一つであるNOVEMBERは、2003年に発売開始されました。

NOVEMBERのラインアップの特徴は各カテゴリでの区分けがはっきりしている上にOGASAKAのようにテクニカル一点集中ではなく幅広いラインアップを揃えていることです。

もっとも人気のあるモデルはオールラウンドモデルである”ARTISTE”です。取り回しとカービングと反発を高い次元で実現したマジックボードではまじオススメの一本です。

スノーボード業界全体を見てもここ数年のNOVEMBERの勢いは留まることを知らずと言った具合で非常に人気があります。

ScooterもOGASAKA・NOVEMBERと同じく小賀坂スキー製作所の直営ブランドです。そうです、実は今回紹介する3ブランドは全て小賀坂スキー製作所の直営ブランドです。

ScooterはNOVEMBERほどラインアップは充実しておらず、各カテゴリに対してもこの板は○○向けとそこまで強調しているわけではないです。

もっとも人気のあるモデルはオールラウンドモデルである”SCT”です。NOVEMBERの”ARTISTE”と同じようなマジックボードですが、SCTの方が使用感がナチュラルで扱いやすいですね。

NOVEMBERは性能を重視しているのに対し、Scooterは使用感や安定感を重視しています。今でこそカーボンリボンやプレート入りですが、ひと昔前はカーボン無しのウッドコアに拘っていた時代もありました。3ブランドの中で初心者にオススメするなら扱いやすいScooterですね。

イントラ検定でもよく見かける板でラウンド形状でカービングと言えばOGASAKA CTと言うくらい人気のあるモデルです。

ディレクショナルシェイプでフレックスはミディアムですが、トーションが強く有効エッジも長いためレスポンスの高い板に仕上がっています。また、フレックス自体はそこまで強いわけではないのでオーリーもよく飛び疲れませんが、グラトリに関してはトーションが強いので正直ヘビーな感じは否めないです。

一般的な板は、フレックスとトーションは比例関係にあり、フレックスが強いほどトーションが強いのが当たり前です。しかしCTの場合、トーションは強いのですが、フレックスが弱いんですよね。なので、動きに対するレスポンスは早いんですが、ターン中に粘るような感覚を併せ持つ不思議な板です。

CTは有効エッジが長い板ですが、だからといって短いモデルを選んでしまうとCTの強みを活かせないので、今まで通りの基準で選んだ方が良いでしょう。ちなみに175cmの私の場合は試乗会で試した結果、156cmがピッタリでした。長さバリエーションも豊富な板ですので、実際に乗ってみて自分に適切な長さを選ぶと良いですよ。

オールラウンドボードの正統派であるCTですが、中級者以上の方にはオススメできるモデルです。これからカービングを練習したいという方は、もう少しトーションが弱い板を選んだ方がコツは掴みやすいと思います。CTのようにトーションが強い板はある意味自分のレベルに適しているかが、乗るだけですぐに分かりますので興味があるけど自信がない方はまず乗ってみましょう!

ラウンドノーズ、ラウンドテールのオーソドックスなフリースタイルボード。ディレクショナル形状のため、ライディングスタイルに向いている。内部構造的には横方向の繊維を多用し横方向に張りを持たせてトーションを強くした。縦方向のフレックスは柔らかくなるように設定している。ボードが全体的に柔らかくとても扱いやすいが、トーションが強いためエッジグリップが強くズレにくい。またボードに強い力を加えると、よくたわんでしなるが、その分反発力が多く発生するため軽い操作感も得られる。軽快でリズミカルなフリーライディングを楽しめる。ボードが軽くよく動いて反発力も強く、本当の意味のフリースタイルスノーボーディングを楽しめるボードに仕上がっている。17-18モデルは158cmのセンタースタンスを56cmに変更。メンズのグラトリ愛好者にも使いやすいサイズの150cmを新規にラインナップした。

ogasaka ct

 

NOVEMBERと言えばARTISTEとDESIREが鉄板ですが面白さに欠けますのでちょっとマイナーなREDLIVEを紹介します。LIVERは知っていてもREDLIVEは知らない方が多いかと思います。

REDLIVEは16-17モデルからLIVERの兄弟機としてのデビューしました。残念ながら17-18モデルではLIVERはラインアップから外されましたので、LIVERシリーズはREDLIVEとWHITELIVEの2モデルになります。

REDLIVEの位置づけはオールラウンド・スロープスタイル・パイプ向けを謳っていますが、どうみてもふつうのオールラウンドボード(良い意味で)です。

サイドカーブが小さいのでよく曲がる上にフレックス・トーションが弱いのでカーブマンを目指すには役不足ですが、適当にトリック交えて滑るには程良い板だと思いました。スイッチもそんなに気にならいレベルでカービングからパーク・グラトリまで幅広く対応できる板だと思います。

CTを扱いづらいと思った方はREDLIVEに乗ってみてください。乗りやすいという面もありますが、やはりNOVEMBERらしさがあって板がけっこう引っ張ってくれるので下手でもサマになると言うべきでしょうか。これからカービングのステップアップしていきたい人にはオススメです。

補足しておくとREDLIVEはあくまでフリーライド系のオールラウンドですので、パークやグラトリをメインでやるならARTISTEの方が適しています。また、兄弟機であるWHITELIVEですが、REDLIVEはまったく毛色の違う板ですので白がカッコイイと思ってデザインだけでは選ばないように!

REDLIVEは攻撃的な赤をイメージカラーとしたレッドの名を冠したLIVERです。フリーライディングを基調としたハーフパイプ、テクニカルライドに対応して設計されたオールラウンドディレクショナルモデルとなっています。ハイスピードカービングやパイプでのエアー性能等を重視し、従来のLIVERの性能を色濃く受け継いだ切れ味鋭いカービング性能と軽快な操作性を高次元でミックスさせたフリースタイルモデルです。REDLIVEには新たに3RGLIDINGCOMPOSITESIDECUTを採用し、低速時の操作性と高速時のカービングの安定性を両立させています。さらにDYNEEMARIBBONをクロス状に配置したXDYNEEMARIBBONを採用。超高強度ポリエチレン繊維DYNEEMAをグラス繊維に織り込んだ独自開発の強化素材で、高速でのばたつきを抑える振動減衰能力と高いエアーとオーリーを可能にする高反発性能を持ち合わせています。また新設計のA.P.A PLATE NEW TYPE1の採用により足元の操作性能を向上させながら優れた高速安定性を発揮します。滑走性と操作性を高次元で融合させるためにコンベックス形状とクロスストラクチャーを組み合わせたHIGH SPEED CVX クロスストラクチャーソールを標準装備。
november-redlive

CTやREDLIVEと同じオールラウンドモデルのScooter SCTですが、CT/REDLIVEとの大きな違いはツインチップであることです。そういった意味ではNOVEMBER ARTISTEがライバルにあたります。

フルモデルチェンジされた17-18モデルのSCTは第8世代目にあたり、まさしくなんでもできるマジックボードです。ツインでパーク向けな印象があるのですが、カービングもしやすい上に高速域でもなかなか耐えてくれます。ツインでここまでできる板はあまり無いかなーと思うほど完成度が高いです。

よく曲がりよく動く板で、反発も十分にある上、スイングも軽いのでトリック交えながらゲレンデクルージングするならば是非オススメしたい一本です。ライバルであるARTISTEと比較するとARTISTEは反発は大きいけれどちょっと遅い感覚があって、SCTは反発はそれなりだけど反応が良いです。ライディング性能に関してはARTISTEはフリーキャンバーですが、SCTはノーマルキャンバーですのでSCTの方が抜きん出ているでしょう。実際滑った感覚もARTISTEとSCTでは大分違いARTISTEの方がルーズです。その分低速域での取り回しはARTISTEに軍配が上がります。

カービングをがっつりやるのであれば、選択肢はいくらでもあるのですが、パークもグラトリもカービングも!ってなると意外と選択肢がなく迷う人が多いと思います。SCTはそんなニーズに応えられる板でScooterならではの良さである扱いやすさ=板のクセのなさも良い点です。

軽快でレスポンスの良い反発による操作性とバタつきの少ない安定性を融合し、パークやフリーランでツインチップのパフ ォーマンスを最大限引き出すべくリニューアルされた第8世代SCTの登場です。新しくスペックされたパワーカーブシェイプは、軽快な反発感と高速安定性を確保したまま、より低速からのコントロール性も考慮され、全スピード域で操作性が向上しています。SCTの特長である瞬発性に優れた構成はオーリー時にも容易に高さが出しやすく、スピンはもちろん多彩なグラブやトリックを容易にします。さらにボードを安心して踏んでいける足場感覚と安定したカービング能力はニューモデルでも健在、ツインチップのフリーランを新たな領域へ導き、低速から高速まで非常に繊細なボードコントロールが可能となっています。弾きの良いグラトリや高回転スピン、軽快で高いオーリーなど、パークにおける圧倒的な運動性能に加えて、安定した高速ターンや凹凸バーンの走破性などの高いフリーラン能力を提供し、乗り手のライディングを総合的にサポートするツインチップ、第8世代のSCTを是非体感して下さい。

scooter-sct

紹介したOGASAKA/NOVEMBER/Scooterはすべて小賀坂スキー製作所の直営ブランドですが、各ブランドそれぞれ目指してるものが異なり、板のキャラクターも様々です。とくにNOVEMBER/Scooterは近年のトレンドを意識したモノづくりをしてきますので要チェックです!おすすめしたモデル以外にも魅力的なモデルがたくさんありますので試乗してみてください。

 

以上、はまじでした

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